ペットと仙台初詣 リス類

リス類はネズミ目リス科にあたる動物です。リスといえば森や林に住む野生のものをイメージしますが、動物園や家庭でのペットとしての飼育もされている動物です。大きなふさふさのしっぽと愛らしい顔がチャーミングなリスですが、リス類には色々な種類がいます。木の上に住むハイイロリス、木の上や地面で暮らすシマリスがいます。また、地面で暮らすジリスにはプレーリードッグ、マーモットがいます。
またリス類にはモモンガやムササビも含まれます。日本にはニホンリス、エゾシマリスなどが生息していますが自然保護法によって捕獲が禁止されているため飼育することはできません。私達がペットショップで入手できるリスは外国から輸入販売が許可されているシマリスとジリスです。シマリスは小型のリスで背中にしま模様があるのが特徴です。銅長が15cmほどと小型で、ケージの中で飼育するので飼育にスペースを多くとりません。
ただし、動きが非常に活発な動物なのでリスが動き回れる大きさのケージを用意してあげる必要があります。リスは臆病な動物ですが慣らすことができます。飼育に必要な物はケージ、餌入れ、給水器、床材、巣箱、回し車、干し草、かじり木などです。リスはトイレのしつけができませんので床には新聞紙などをひいておくと床の掃除が楽になります。巣箱は眠ったり隠れるのに使うので、設置してあげるとリスが落ち着きます。リスは運動量の多い動物ですから回し車を置いてやると喜んで遊ぶでしょう。かじり木は歯の伸び過ぎを防ぐためにも入れておいてやるとよいでしょう。食べ物は穀物やどんぐりなどの木の実、種子類を好みます。
リスの餌はリス専用のフードをメインに与え、穀物や種子を副食にするとよいでしょう。秋にドングリが手に入れば与えると喜んで食べるでしょう。寒い地方のリスは冬眠をする習性があります。シマリスももともとは冬眠をするリスですが、ペットとして室内で飼育されている場合は冬眠しないことが多いようです。しかし、環境の急激に気温が下がると冬眠状態に入ることがあります。ペットとして飼育し冬眠が必要でないのであれば、冬眠したり目が覚めるといったことを度々繰り返させるのはリスの体調を崩すことになってしまうので避ける必要があります。リスを飼う環境は静かで冬は温かく夏は涼しくしてあげましょう。特に寒い地方のリスは夏の高温高湿に非常に弱いので夏場は注意が必要です。慣れてきたら室内に放すこともできますが、脱走、転落、関電といった危険も多いので目を離してはいけません。

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