ペットと仙台初詣 人気ペット ブンチョウ

ブンチョウ(文鳥)はスズメ目カエデチョウ科の鳥です、どこのペットショップや小鳥店でもたいてい販売されている鳥のひとつです。体長は17cmほどで寿命は7~8年で、丈夫なので飼いやすく初心者にもおすすめのペットです。東~東南アジアに分布し、穀物を食い荒らす害鳥ともされていますが、日本では江戸時代に輸入されてきてからペットとして飼育されるようになった鳥です。ナミブンチョウは頭の色が黒く、頬は白、体の上麺と胸が灰色で腹がピンク、尾が黒です。サクラブンチョウは全身に斑点がはいります。
シロブンチョウは全身が白い種類です。手乗り文鳥と言うように、ブンチョウは雛から飼育して鳴らすと手乗りにすることができる鳥です。お店では成鳥だけでなく雛が販売されている場合もあります。もし手乗りにしたいならばお店から雛を買ってくるか、親鳥から生まれた雛を育てるのがよいでしょう。飼育に必要な物はケージ(鳥かご)、止まり木、餌入れ、飲み水用の水さし、水浴び用の水入れなどです。繁殖しやすい鳥なので繁殖を目的とする場合は巣を設置してやるとよいでしょう。
スズメくらいの小鳥ですので30cm四方程度の小さいケージで十分でしょう。複数飼いする時は大きめものを用意しましょう。ブンチョウは水浴びをしますので飲み水用の水とは別に底に水浴び用の水入れを設置してあげましょう。餌はムキエサまたは皮つきの餌を与えます。ムキエサは皮が剥いてあるので皮が飛び散りませんが、皮つきのほうが栄養価が高くブンチョウのために良いです。そのほかカルシウムの補給にはボレー(牡蠣)を、ミネラルの補給には塩土を与えます。副食として小松菜などの青菜を与えます。
青菜は青菜さしに入れて与えるとよいでしょう。手乗りとして雛から育てる場合は最初の1か月間ほどは人間が直接、3~4時間おきに差し餌をしなければなりません。ブンチョウの雛は生後2カ月くらいまではまだ成鳥と同じ餌を食べることができないので、雛用のものをスポイトなどで与えることになります。餌は粟玉をお湯でふやかし、飼料や青菜を混ぜたものです。成長して自分でえさを食べられるようになったら差し餌をやめて成鳥と同じように飼育するようにしましょう。餌付けの世話はかなり大変ですが、雛からの餌付けに成功したブンチョウは人間によく慣れ、呼ぶと飛んできたり手や肩に乗るなどもできるようになるので、とても可愛らしい存在のペットになります。

正月の遊び10種の説明です。